脳腫瘍とは
脳腫瘍とは、頭蓋骨内側に発生した腫瘍の総称です。また原発性脳腫瘍と他臓器から転移した転移性脳腫瘍の2つに分類することができます。
原発性脳腫瘍は、その発生する場所や悪性度などに基づいて100種類以上存在します。
症状は発生した場所や大きさによって異なり、頭痛、吐き気、片側の麻痺、視野障害、言語障害、めまい、てんかん発作など多岐にわたります。また、めまい・耳鳴りや片耳の聞こえが悪いといった症状の場合は聴神経鞘腫という腫瘍の可能性が考えられます。
脳腫瘍の治療はその種類、発生場所・大きさなどによって異なり、経過観察が適切な場合から放射線治療や手術が必要な脳腫瘍まで幅広い治療アプローチが存在します。私は脳腫瘍全般の手術加療、特に頭蓋底手術を中心とした集学的治療に携わってまいりました。脳腫瘍の治療方針の判断には専門的な判断が不可欠ですので、日本頭蓋底外科学会、日本脳腫瘍の外科学会にて活動する院長が診療する当院まで是非ご相談ください。